From a smalltown

娘2人在り(’15年、’18年生まれ)。’25年行政書士受験予定。勉強時間の記録。

クビの話、学生の話

まず学生の話。
ベトナムで日本語を教えています。
生徒は、やがて日本に行って、技能実習生として3年間働きます。
二十代前半〜後半の、男性だけのクラスです。
みんな仲良しで元気いっぱいで、ワイシャツの制服を着てる見た目もあいまって、みんな若く見えます。ですが、会話の授業をしているうちに、奥様とお子さんがいるとわかる生徒もいて、内心驚いたりします。



私は会話の授業だけ受け持っていて、1日60〜90分だけ学生の方達と会っているのですが、1ヶ月が過ぎ、少しだけ打ち解けた気がします。

1番成績がよくて、クラス長的な存在の子がいます。子、っていっても、20代前半の男性なんですが。

今週の月曜日、職員室で、彼がなにか書類を書いて、先生に手渡ししていた姿をみました。なんとなく、寂しそうに見えました。そのとき自分は修羅場だったのですが詳細は後述。
そして、(火)、(水)と彼が欠席しました。今日(木)は来ていて、よかったと思いながら授業しました。
授業のあと、話すことができ、弟さんの結婚式のために欠席していたとわかりました。いいことでよかった!
この話、おもしろいオチとかないんですが、、、私は、すごく心を揺さぶられたんです。
というのは、彼は、結婚式が終わった夜12時に寝て、3時に起きて、バイクで、ふるさとから日本語センターまで戻ってきたそうなのです。

なんでしょう、すごい純真さを感じたのです。
弟さんの慶事のために、届けを出して授業を休み、
結婚式が終わったら、未明からバイクに乗って、自分でセンターに戻る。

その子が暗闇の中バイクに乗ってる姿を想像すると、胸がいっぱいになってしまいました。私ならあと一日休むな、、。

ずば抜けて日本語がうまいなー、なんでだろう? 前から勉強してたのかな? と思っていた子なのですが、今日話すと、前から勉強してたわけではないそうです。
すごく真面目な子だから、日本語の成績もいいのだなとわかりました。

なんか、その子の話がずっと頭に残っている現在です。


次、クビの話です。
月曜日、仕事をクビになってしまいました。修羅場というのはこのことで、、、
雇い主の計画が変更になり、日本人教師がいらなくなったそうで
「明日から来なくていい」と、言われました。

それでどうなったかというと、関連する、近所の日本語センターに拾ってもらえることに。そして、もともと、その関連するセンターで行なっていた授業は、つづけられることになりました。それが、さっきの彼がいるクラスの授業です。

雇い主の学校での授業は、いきなりぶった切られて終わってしまいました。学生たちに別れの挨拶もさせてもらえず、クビになるなんて。

もっというと、「関連するセンターでの授業もやってはいけない」とまで言われたのです。私はそれにはキレて反抗して、なんとか、それは回避しました。

やはり、私は邪魔者だったのだろうか。いけ好かないから、当日にクビの宣告をしたのだろうか。ほかの人たちは、私がクビになるのいつから知ってたんだろう、、、。私がいなくなって、みんなせいせいしてんだろか。いろいろ考えて、心にダメージがありました。


いまも、モヤモヤを抱えながら、会話の授業を続けています。

モヤモヤの中に、今日の学生のピュアな話がツララのように突き刺さっている気持ちです。


わけわからんブログになった気がします、、、。でもこんな感じです。