From a smalltown

娘2人在り(’15年、’18年生まれ)。’25年行政書士受験予定。勉強時間の記録。

ベトナムの人とご飯を食べる

ベトナムは、食器の数が少ないです。
おかずや、汁物も、大皿や大きいお碗に入れて
テーブルに並べます。
そして、各自自分のお茶碗を1つ持って、ご飯を盛って、
その上におかずを乗っけて、食べます。
汁物の中の野菜も、箸でとって食べます。

汁物は、野菜を茹でた後のおつゆであることが多いです。
肉を茹でたあとのつゆを使って野菜をゆでて、そのおつゆをのみます。
肉の旨味と、具材の下味のための塩分だけの味付けなので、薄味です。
こうすると、おかずを作る手間で、汁物もできるので、合理的だとおもいます。
考えてみれば、おかずに塩分があるから、おつゆは薄味でも、いいですもんね。
これは、日本に帰ってからも真似したいと思ってます😃

そして、おかずとご飯を食べ終わったら、
お茶碗に汁物のスープを入れて、飲んで、終わりです。
とてもスマートに思えます。
洗い物が少なくていい。😃

ベトナムではいわゆる「じかばし(直ばし)」はokで、
大皿にもったおかずを、自分の箸で取って食べます。
汁物の中の具も、自分のお箸でとってokですが、自分は、これだけ、するのに抵抗があります。ベトナムの方がする分には気になりませんが、自分で、汁物を じかばし するのはちょっといやです。


それで、
日本語センターの学生たちと一緒に食べたとき、
生徒が、私の遠くにあるおかずを、ヒョイっとつまんで
わたしのお茶碗に入れてくれるんです。
すこし驚きましたが、そうしてくれる、親切な距離の近さに
感激しました。
きっと、ベトナムではそんなに特別なことじゃないんだとおもいますが、
日本人の感覚だと、嫌いなひとに、自分の箸でとったおかずをあげたりしないので、
「私、嫌われてないんだ!」と思って笑、うれしかったです。


あと、職場での昼食後、男の人も女の人も、「タム」という、竹のつまようじを使うのですが(日本のものより細くて、いいです)
、みんなで使ったあと、ひとりがまとめて捨ててくれることがあります。
そのときも、使ったタムを、「はい、ちょうだい」ってかんじで、手渡しでもらってくれるんです。
日本だと、使ったつまようじの手渡し、しないよなあ、、。家族でもしないかな。


自然に、使ったつまようじをスッと手渡しできる、距離の近さが
いいなあとおもいました。